「エンジンオイルってガソリンと違うの?」
はい、まったく別物です。ガソリンは車が動くための燃料。人間でいえば食事 です。
エンジンオイルというのは人間の血液のようにエンジン中を循環する 『潤滑剤』です。
「潤滑剤の役割って?」
車が走る時、ピストンやクランクシャフトなど激しい高速運動でエンジンの中ではたくさんの摩擦が生じます。
その為に生じる金属同士の磨耗や焼き付きなどを軽減するために、エンジンオイルによって潤滑する必要があります。
「潤滑の他にどんな役割があるの?」
『洗浄剤』としての役割があります。
エンジンでガソリンを燃やすと、燃えカスが出ます。他にも、金属同士が摩擦しあっているのでどうしても金属の細かい粉が発生します。
これらが発生した場所に放置されていると、蓄積してしまいます。すると、エンジン内の管等の目詰まりを起こしトラブルの原因になります。
これらを防ぐ為に、エンジンオイルはゴミ類を浮遊させてオイルフィルターまで運んでいます。
「どれくらいの割合で交換すればいいの?」
『洗浄剤』としての役割をしていると、オイル自体も黒く汚れてきます。
そのために、使用頻度で異なりますが、通常は走行距離3,000q〜5,000km、もしくは半年に一度の交換をお奨めします。
交換金額の目安はこちらです。
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